今回の安保法制のキーワードは「存立危機事態」。
この言葉に同法制のトリックがよく表れている。
定義はこうだ。
「
追及の権利が根底から覆される明白な危険がある事態
我が国が戦後、
だが、既に指摘されているように、集団的自衛権を発動するには、
(
とすると、逆に当該国の要請がなければ、
「我が国の存立が脅かされ」ていても、何もできないことになる。
明らかに可笑しい。
そもそも、「他国に対する武力攻撃が発生し」
「我が国の存立が脅かされ」る事態って何だ。
そんな事態、本当にあるのか。
国の「存立が脅かされる」とは、
踏まえると、
なされた場合ーと考える他ないだろう。
経済的な不利益を被るなどとはレベルが違う危機だ。
なのに、
ヒモの亭主が、カミさんを襲われて収入が途絶え、路頭に迷う、
無理やり想定すれば、
だが、それは我が国土への攻撃。
当然、自衛隊基地などに対する攻撃も予想される。
まさに日本有事そのものであり、
その他にあり得たとしても、
考えられない。
ならば存立危機事態とは、
だけ、
ところがこの点につき、
政府の判断で自由自在に認定出来るような発言をしている。
しかし、そうであれば、何ら限定的な機能を果たせない。
このような「要件」を設けたこと自体、無意味になる。
つまり、
事実上、
改めて言うまでもなく、「集団的自衛権」とは元々、
他国を防衛する権利。
なのに、政府・与党は「
認めない」と断言する。
明白な嘘か、嘘でなければ無駄な法律と公言しているに等しい。
集団的自衛権を行使する必要があるなら、
憲法をこのままにして、
憲法上も安保法制上も、
踏みにじり、
集団的自衛権(トートロジーだが)の行使に踏み出すか。
いい加減、国防を巡る欺瞞に終止符を打つべきだ。
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「憲法9条で平和は守れるか?」
平成27年10月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。
毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。
人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )
詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。
「第50回ゴー宣道場」(10月11日)のテーマと登壇者が
ようやく決まった。
テーマは『憲法9条で平和は守れるか?』である。
多分、安保法制も通されるだろうから、
集団的自衛権行使で、憲法9条は守られる。
さて、それで平和が守れるのだろうか?
8月の「ゴー宣道場」に続き、再びゲストに
松竹伸幸氏を招き、9条と国防の問題を議論する。
そして「ゴー宣道場」のもう一人の師範・堀辺正史氏が
久しぶりに登壇してくれることになった。
面白い議論になりそうだぞ。
当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。
参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。
・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
「reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。
「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
応募〆切 は 平成27年9/30(水) です。
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております